近年よく耳にする〝SDGs（持続可能な開発目標）〟。企業が自社の企業活動と社会のつながりを見直し、積極的に貢献する姿勢が求められている今、企業活動を続ける上では無視することの出来ない課題の一つです。弊社得意先でも持続可能な社会を実現するために自社の取り組みを表明する企業も多くなってきました。そこでよく耳にするのが〝ペーパーレス〟。ペーパーレス化へ取り組む企業が多く見られます。

企業がぺーパーレスを推進すことにより紙書類の廃棄量が減少します。また紙の使用量を減らすことで、その原料となる森林の伐採量を抑え、地球上の貴重な資源を守ることが出来ます。ビジネスモデルがデジタル化へ移行する中、身近なことから環境問題の解決に取り組むことが出来るのです。

実際五幸堂でも少しずつデジタル化が進んでいます。得意先とのやり取りはメールが中心となり、かつては社員全員に配布していた資料、報告書等もクラウドを使った共有ファイルでの管理へ移行するなど、ペーパーレス化が少しづつ進んでいます。

ただ…

私たち五幸堂はカレンダー屋です…。そうなんです！紙媒体が私たちの扱うメイン商材なのです。効率化、資源保守を意識しながら社内でもペーパーレス化、デジタル化を推進しつつ、紙商材を販売する…なんとも悩ましい日々が続きます。

紙媒体は、デジタル化が進むこの時代でも欠かせないものです。カレンダーは壁に貼られた大きな紙に表記され、一目でわかる一覧性があります。誰もが同時に見ることが出来る共有性があります。パソコンやタブレットでは表示範囲に制限があるなど、紙のカレンダーにはデジタルにはない利便性があります。

デジタル化、ペーパーレス化による効率化、コスト削減、環境保守等、時代の流れを組み込みながら、紙製品のカレンダーと言う昔からの文化、デジタルにはない利便性を次の時代に残していく。それがカレンダー販売店としての私たち五幸堂のこれからのテーマであり使命だと私たち五幸堂は考えます。

SDGs、デジタル化が進む中、私たちにできる事、私たちがすべき事、日々悩み、迷いの中で一歩一歩前へ進んでいく最近の五幸堂です。

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