東海道を巡る 〜三保松原〜

4月終わりの静岡出張の際、出張の楽しみでもある営業のスキマ時間で静岡の景勝地、三保松原へ行ってきました。

三保松原は日本新三景の1つで、ユネスコ世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸樹の源泉」の構成資産に登録されている名所です。静岡出張のたびにいつか行ってみたいと思っていた場所で、今回出張のスキマ時間に組み込んで行ってきました。

当日のスケジュールやロケーションから出張初日の朝しかタイミングが無く、早朝の澄んだ景色が見たくて川越を朝4時に出発。途中休憩を挟みながら朝7時に三保松原に到着しました。早朝で人気も少なく、静かで自然豊かな三保松原を味わうことができました。

⚫︎駿河国三之宮 御穗神社

到着後、はじめに訪れたのは富士山世界文化遺産「三保松原」に鎮座する御穂神社です。羽衣伝説ゆかりの御神木「羽衣の松」の名社です。

★御穂神社正面鳥居
★御穂神社舞殿と御本殿

早朝の静かな御穂神社でお参りを終えた後、道向かいの「神の道」を歩いて三保松原に向かいました。

⚫︎神の道

御穂神社から「羽衣の松」へ続く約500mの松並木、通称「神の道」は美しい散歩道で、松林に囲まれた参道はまるで心が洗われる様な洗練された雰囲気に包まれていて、歩いていると歴史や自然の力を感じる、そんな厳かな空気が漂っていました。

★天女の羽衣伝説で知られる御穂神社の参道「神の道」

約500mの神の道を抜け、いよいよ三保松原を有する羽衣公園入り口に到着です。 

⚫︎三保松原

★羽衣公園へ続く石段

羽衣公園入り口の松林に囲まれた石畳の階段を上がり「羽衣伝説」の舞台となった絶景の地、静岡市随一の景勝地・三保松原を有する自然公園「羽衣公園」へ。とにかく見渡す限り松、松、松…と、そんな風景でした。

★三保松原を保有する羽衣公園

そんな松林の中に天女が羽衣をかけたとされる羽衣伝説で有名な「羽衣の松」を発見。樹齢200年と言われるその姿は貫禄十分でした。

★三保の松原のシンボル「羽衣の松」
「羽衣伝説とは」

その昔、白龍(はくりょう)という漁師が、三保の松原で釣りをしていたところ、一本の松に羽衣がかかっていました。その羽衣の美しさを見てつい持ち帰ろうとしたところ、木陰で天女と出逢いました。羽衣がないと天に帰れない天女は、返してほしいと白龍にお願いします。白龍は、天上の舞を見せてもらう代わりにと天女に羽衣を返上しました。そして天女は再び空へと帰って行きました。というお話が、「三保の松原」に伝わる「羽衣伝説」です。

引用元:フジヤマNAVI

「羽衣の松」を過ぎるとその先に広がるのは三保松原海岸です。海岸線の遊歩道を歩いて有名な絶景、松林と駿河湾越しの富士山のコラボレーションを目指します。

静岡市随一の景勝地・三保松原を有する自然公園。3万本余りの松並木が続く約7kmの海岸沿いからは、晴れた日には駿河湾越しに富士山を望むことができますが、残念な事に訪れた日は曇り…。残念ですが、駿河湾の青と松並木の緑越しの富士山のコラボレーションを拝むことは出来ませんでた。

★三保松原の絶景ポイント

晴れた日にはこんな素敵な景色が…

★三保松原絶景ポイントからの富士山
(引用元:くふうロコしずおか)

出張のスキマ時間を満喫しながらも、今回叶わなかった駿河湾の青と松並木の緑越しの富士山のコラボレーションへのリベンジを誓った五幸堂でした。

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